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デザイナーに聞く!「グローバル社内報」オレンジ社 制作インタビュー

デザイナーに聞く!「グローバル社内報」オレンジ社 制作インタビュー



企業の情報発信、社内外のコミュニケーションを目的に制作される「社内報」。近年はグローバル化に伴い、海外支社で働く従業員ともつながるツールとして注目を浴びています。同時に、内容のマンネリ化や、コストを踏まえての制作意義に悩む制作担当者の声も。

今回は、多言語化した「グローバル社内報」の制作を担当した、オレンジ社のベテラン社員を直撃!これまでの経験を通して、リアルな現場の声をお届けします。



Q.まずは、オレンジ社内でのポジションとこれまでの経歴を教えてください。


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普段は統合報告書やサステナビリティレポートのデザインを中心に担当している、Kと申します。オレンジ社ではもう4年目になります。フォーマルな報告書から、会社案内や学生向けパンフレットなどカジュアルなものまで、幅広く制作に携わってきました。



Q.過去に「社内報」の案件を受けたことがあるとのことですが、デザインの観点だとどのような要望が多いですか?


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デザインのリニューアル」のご要望が多いです。例えば、M社の案件では、企業ロゴのデザインリニューアルに伴って、社内報を刷新したいというクライアント様からのご相談がありました。社内報は、毎年同じ内容で制作されており、「脱・マンネリ化」のために、まずは誌面企画から提案する必要がありました。

その他、作成する新しい企業ロゴのトーン&マナーに沿った紙面デザインや、制作する社内報デザインを起点とした 社内インナーブランディングの提案なども行いました。後者は、社内制作物や既存Webサイトのトンマナを合わせることで、企業イメージの統一を図りました。当時は編集ディレクターと二人三脚で奔走して、提案アイディアを練りましたね。




Q.デザインでできることとして、具体的にどのような提案をしていますか?心がけていることはありますか。


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読者である社員の目線」を意識しています。まず、誌面企画(役員・社員インタビュー、国内・国外拠点の紹介記事 年間プラン立案、社員投稿企画による企業内コミュニケーションの創出)などの基本的な情報が、読者に分かりやすく伝わるかを一番に考えます。

その後ビジュアル中心の構成を考えます。会社の雰囲気や文化の伝わるイメージ、トンマナを設定し、写真やイラスト、インフォグラフィックスを効果的に使いデザインしていきます。また毎号の印象が変わるように、特集記事や季節に合わせて、紙面のテーマカラーやイメージもを変えるなどの工夫も行っています。

M社の社内報では、社員の日常を紹介するコーナーでInstagram風のあしらいデザインを取り入れたところ、好評いただき、記事への協力や投稿欄への依頼が多く集まりました。

社内報を単なる読み物としてでなく、企業の一社員として、制作に関わる意欲が湧くような工夫を行いました。




Q.そのほか、グローバルとのこと、デザインでとくに海外向けに意識することはありますか。


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M社の場合は、国内のみに発行していた社内報を国外の支社にも届けるということで、リニューアルに際して、新しくグローバルに特化した社内報を制作する目的もありました。国や文化や宗教、価値観が異なる読者がいることが前提なので、色彩でイメージが区別されないよう、カラフルな色指定を意識したり、地球のイメージを使う際は国境の区切りを描写しすぎないようにと、国や地域を超えての「多様性への配慮」がとても重要でした。

また、世界中、色々な地域にいる社員につながりを感じてもらえるよう、日本にはまだ馴染みの薄いイースターの特集や、逆に日本の行事「ねぷた祭り」の特集など、ローカルなニュースや取り組みを紹介したり、現地社員のリアルな声や、現地での働き方に触れたコーナーを企画するなど、同じ会社で働いている国内外の社員の生きた情報を身近に感じることができる印象やデザインを意識しました。



Q.実際にやっていて、やりがいを感じたのはどんな時ですか?


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実際に冊子を手に取られたお客様から、嬉しい喜びの言葉をもらえた時です。

社員同士でコミュニケーションの機会が増えたり、自主的に「こんな内容だったらもっと読みたくなりそう」というアイデアが出たり、インタビューに協力的な人が出てきたりなど…社内報を読んだ方から反応がたくさん返ってきました。社内報は単に制作するだけでなく、読んでもらった先…会社の人々のコミュニケーションが活発化し、積極的でポジティブな動きがあってこそ機能する、目標が達成できている状態だと思うので、携わったデザインの面で、そのやる気の一助になっていることが分かると、とても嬉しいです。



Q.社内報の制作で、お悩みを抱えている企業の担当者の方へ一言お願いします。


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社内報のリニューアルをお考えの方へ、まずは担当者の皆様の悩みや現状をお伺いした上、弊社のディレクター・デザイナーが並走して制作に携わってまいります。今ある既存の社内報の良さを残しながら、「より伝わる」「よりつながる」リニューアルを目指して、企画内容やデザイン、現状改善から新しいアイディアを取り入れたコミュニケーションツールの形を提案させていただきます。

また、オレンジ社では、日本語の制作から多言語対応まで一気通貫で対応しているのも強みです。もちろん、翻訳のみ、デザインの一新のみ、紙からWebへの切り替えだけでもご依頼いただけますので、お気軽にご相談いただければと思います。


 

 





株式会社オレンジ社は、翻訳と多言語サイト制作に強みを持つ制作会社です。
翻訳、ローカライズ、SEOまで一貫してサポートし、企業がグローバル市場で成功するための最適なサポートを提供しています。
特に、現地市場に合わせた柔軟な対応力と、高品質な翻訳が強みです。

 

ご依頼方法やお問い合わせ

株式会社オレンジ社では、クライアントのニーズに応じたカスタマイズプランを提供し、予算に合わせた多言語サイト制作を実現します。制作プロセスはヒアリングから始まり、要件定義、デザイン・開発、公開後の運用サポートまで一貫して対応します。納期や費用についてのご相談も随時承っています。

 

多言語サイト制作の無料相談実施中

現在、株式会社オレンジ社では、無料で多言語サイト制作に関する相談を実施中です。多言語対応を検討している企業の皆様は、ぜひ一度ご相談ください。専門スタッフが貴社のニーズに最適なソリューションを提案させていただきます。

 

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