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POSTED : 2020.06.18

ディスクリプション(description)とは?HTMLのmetaタグで正しく設定してクリック率を上げよう!

ディスクリプションとは?

オレンジ社でWebディレクション/デザインを担当している加藤です。

 

Webサイト制作において、忘れられがちな要素のひとつに「ディスクリプション」(description)というものがあります。

Webサイト運用を担当されている方は言葉は聞いたことがあるかと思います。

 

現在世の中に公開されている多くのサイトで適用されている一方、まだまだしっかり設定ができていないサイトも見受けられますが、

descriptionは正しく設定すればサイト運用にメリットがあるものなので、使わないともったいないです!

 

今回はこのdescriptionについて、基本的な内容や、SEOにどのような効果があるのか、どうやって設定するのかなどご説明します。

 

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ディスクリプション(description)とは何なのか

 

description は「meta description」とも呼ばれ、該当ページの説明文・要約をGoogleなどの検索エンジンに伝える為に使われます。

通常はブラウザに表示されないのですが、ではどこに表示されるかというと、

Googleなどの検索エンジンでの検索結果でページタイトルとともに表示される部分になります。

ディスクリプションの表示説明

descriptionは、HTML ドキュメントの <head> 要素内(ページのタイトルや説明文など、ブラウザには表示されないがページ情報を記述する部分です)に記述します。

以下のような形で <head> 要素内に記述することで、指定した説明文が検索結果に表示されます。

<meta name=”description content=説明文~ />

 

設定していない場合は、検索エンジン側でページ内のテキストを自動的に抜粋してくれます。

ただし、あくまで自動的なものになりますので、意図しない文章などが表示されてしまう可能性があります。

 

※正しい方法で「meta description」を設定しても、検索結果に反映されない・表示されない場合もあります。

Google は、descriptionの記載内容がページの概要を正確に説明できると判断した場合に、description内容を検索結果に表示するとしているためです。

descriptionの内容が長期間に渡り反映されないのであれば、内容を検討し再作成すると良いかもしれません。

 

SEOに効果ある?

 

descriptionはSEOに効果があるかどうかといったこともよく議論されるポイントです。

 

実際のところはどうなのか?

 

Googleの公式ページ『ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)』では、

『Googleがページを理解できるように手助けする』 という項目があるのですが、

<title>タグの要素をわかりやすく正確なものにすると良いということは記載されているものの、descriptionについての記載はありません。

 

現在は、descriptionの文章が直接的に検索順位の向上につながることは少ないと考えられています。

 

では意味がないかというと、そうではありません。

検索結果上位に表示されることは、とてもとても重要なことで力を注ぐところではありますが、もっと重要なことは実際に「クリックされること」。

クリック率が重要です。

 

ページが検索結果に表示された際に、そこにページの内容がわかりやすく正確で情報ニーズにマッチした説明文があることで、

ユーザーにクリックしてもらえる可能性が上がり、結果としてクリック率が向上します。

 

文字数の目安は?

 

表示される文字数はデバイスによって異なります。

PCの場合は約120文字、スマートフォンの場合は約50文字が表示されます。

そのため、ターゲットとなるユーザー層がどちらのデバイスをメインで閲覧するかによって文字数の目安を決めても良いかと思います。

いずれにしろ、途中で途切れても文章の意味が伝わるように、重要な内容は前半部分で簡潔に伝えるようにしましょう。

 

※追記

英語版のGoogleにおける「meta description」の文字数は、PCの場合は158文字まで、スマートフォンでは約120文字が表示の目安となります。

 

全ページに設定すべき?

 

ページごとに異なる description タグを使用するのはユーザーにとっても Google にとっても有益と言われています。

ユーザーにとっての利便性を考えたときに、全てのページに同じ説明文が表示されてしまうと、ページをクリックする判断になりません。

全てのページにユニークな文章を入れていくことは手間がかかる作業となりますが、

その記述によって少しでもクリック率が改善されることを考えると、まずは重要なページからでも設定していくべきでしょう。

 

まとめ

 

  • ディスクリプション(description)とはGoogleなどの検索結果に表示される説明文
  • SEOに直接の効果は少ないが、クリック率向上に効果がある
  • 文字数は、PC:約120文字、スマートフォン:約50文字
  • できるだけページごとにユニークな文章を設定しよう

 



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